→短編・寝落ち
「嗚呼!」と絶望とも驚きともつかぬ吐息が貴方の口端に燻る。
感傷的な衝撃に打たれ、身体を震わせた貴方の手から硝子の骰子が滑り落ち、ヘリンボーンの床に派手な音をばら撒いた。骰子に閉じ込められた数字以上の破片が、あらゆる隙間に溶け込んでゆく。
時空を超えて、闇夜に紛れ、朝日に煌めき、私たちにその存在を刻みつけるのだ。
昨日も、そのまま前日も、そのまたさらに前日も、私たちは同じ衝撃を繰り返し、そこから逃れることを知らず、また望まず、永遠の輪を巡る。
幾度となく同じ夜が過ぎ、毎夜繰り返される貴方と私の悲劇的な輪舞は、不可侵の―――………zzz
嗚呼! また同じところで寝落ちしてしまったよぉ! この小説と相性悪いなぁ。ここのシーン、話が進まなくてつまんないんだよなぁ……。
テーマ; 嗚呼
3/10/2025, 1:41:07 AM