泣かないよ
志村転孤17歳にして最年少の豊臣秀頼を演じている
まるで豊臣秀頼本人が移ったように[豊臣秀頼]の役に
のめり込んでいた
カン!
カチャリ………
『入らん』
(今から入るぞ)
ザッ………
白装束をまとひて、身を後ろ手に固く縛られ
涙を浮かばべつつ うつむきて立てり
されどその童、声を上げて泣くことはなかりけり
〜白装束を着て、後ろ手に固く縛られ涙を浮かばせ
ながら、うつむいて立っていた〜
死柄木弔『………』
弔が転孤の演技をソッと見守る
秀頼は、頸を前に出して首を斬られた
パァ………
グロい血色ではなく鮮やかな紫色
そして紫はキラキラと輝きを放つ
カット
転孤『僕の演技できました?』
志村転孤は自らの手で器用に縄を外した
血糊がたくさん付いている転孤だが1人のスタッフが
声掛けをしたのだ
男性スタッフ『ねぇ、転孤くん』
転孤『はい何でしょう?』
男性スタッフ『20歳になったらアダルト俳優
してみない?』
転孤『…え?僕に?』
男性スタッフ『うん、君、細身だしスタイル良いし』
転孤は動揺する
転孤『僕より死柄木先輩の方がよっぽどスタイル抜群』
死柄木弔はスタッフと転孤の声を聞いてズカズカと
2人の中に入った
弔『転孤が嫌がってるだろ?他を当たってくれ』
スタッフ『豊臣国松を演じる出水洸太さんです』
洸汰『よ………よろしく………』
転孤『宜しくね!』
弔『お前が出水洸汰か』
洸汰『ヒッ!………』
転孤『ちょっ!死柄木先輩、洸汰くん怖がってます!』
志村転孤の言葉をスルーした
死柄木弔は無表情で出水洸汰に近づいていく
弔『パッピーターン食べるか?』
急に笑顔になる元俳優の死柄木弔
出水洸汰は志村転孤が死装束姿でいることに驚く
洸汰『なんで死装束を?』
弔が洸汰の頭を撫ぜた
弔『それはな、洸汰がまだ幼くて小さいからだ』
弔(血はグロい…洸汰にはまだ早い)
1週間前に死柄木弔は一人旅旅行で
昔はかつて処刑場だった六条河原に来ていた
六条河原で処刑された豊臣国松を慰めてから
京都府に行き豊臣国松の墓がある豊国神社へと参拝した
ペラペラ………
本物の豊臣秀頼は彼の母[淀殿]と共に
自害をした親子だ
シリーズ化したキッカケは1つの漫画だった
3/18日の夢を小説化しています。
継続夢、連続夢です
途中です
3/17/2026, 11:41:18 PM