夏畑

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『理想郷』
ある都市伝説を聞いた。自分にとって理想郷だと思われる場所に行けば、運命の人に会えると....
7番線に行く。途中駅内コンビニに寄って、サイダーを飲む。爽やかな後味で気分がやわらぐ。〇〇行きの特急列車に乗り、駅弁を食べる。完食した後、すぐに睡魔に襲われ、数時間意識を奪われる。起きる。
自分にとって理想郷だと思われる街に着いた。
そこは、人、人、人だらけだった。
青空は、人工物に邪魔をされ、美しさを削られている。景色を見回して、ふと、一際、輝きを放つ人物がいた。
彼が、もし、運命の相手なら私は、もっと都市伝説を崇拝するだろう

10/31/2024, 11:20:51 AM