ALOS_0.5

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十代の頃から真夏でも長袖で、外で肌を出すことが全く無かったから、自分の体に鬱血した点や線が残るのを気にしたことはなかった

いつだったか日没後のカフェに入って、暑かった、と羽織っていたものを日焼け以外の事を気にせずに脱いだときに、あなたが「ぁ」という顔をして目線を動かしたことで理解した
それからは暑くても人前で羽織ものを脱がなくなったし、あなたと会わなくなっても習慣だけが残った



: 真夏の記憶

8/12/2025, 11:25:58 PM