「愛を叫ぶ。」
ああ、無限に存在する文章よ、詩よ、日記よ!
私はあなたたちを愛している。
文字だけで静寂を、情熱を、景色を描くその素晴らしさよ!
私にもそんなことがたやすくできたらいいのに。
猿にシェイクスピアが書けないように、私は私の文章しか書くことが出来ない。
もどかしい。焦りなのか、憂いなのか、それとも嫉妬なのか。
それすらもわからない。
モノクロであまりにもシンプルな私の文章。
春の花の色も、夏の青い空も、秋の紅葉も、冬の雪の白さも。
私には、書けない。
羊雲、綿毛、猫の柔毛、冬の布団の温かさ。
私にはその全てを書くことが出来ない。
静かなピアノの旋律、雑踏、秘密の話。
私にはやはり書けない。
ああ、文章を、詩を、日記を書く人々よ!
私はあなたを愛しています。
どうか、どうか書くことをやめないで!
書くことは生きることだから。
どうか、生きるのをやめないで。
5/11/2026, 3:15:20 PM