寂しさに襲われるのはどういう時だろう。
友人と遊んだ帰りの別れ際。
明かりのついていない家に戻る時。
ずっと楽しみにしていた劇を見終えてしまった時。
それまで一緒に居た、或いは、楽しんだ事柄が
なくなってしまう時、
人は寂しさと出会うのかもしれない。
寂しさの持つ、あの心許無い感覚が辛いという人は少なくないだろう。
故に寂しさは悪者にされがちだが、寂しさの存在意義は何も人を苦しめるためだけにあるわけではない。
寂しいという感情を知っているからこそ
人や好きなものと出会えることは素晴らしいのだと教えてくれる。
一期一会の出会いを大切にしようと思えるのだ。
12/19/2023, 10:15:07 AM