3rd★LIFE

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『子供の頃は』


大人になれば幸せになれると
信じて止まなかった

なぜなら子供の私は…
子供ではいられなかったからだ

6つ上の姉がいた私は…
常に6つ以上、上を目指さなければ
親の関心は私に向かなかった

だから
子供の私は…子供の私を封印した
ませていた
と言えば少しは響きはいいが
大人びていた
と言うより大人だった
姉よりもずっと!!

この意味がわかるか?
即ち小1の私は…中1の
中1の私は…19歳の姉よりも
精神年齢は大人だったのだ

現に、大人の扱い方は小学生で熟知していた
だから教師のセクハラに耐え
親が喜ぶよう、習ってもいないピアノで
校歌や合唱の伴奏が出来るよう促した

小3で母が入院した時、食事を作っていたのは
この私だ!おかしくないか?姉は中3なのにだ!

高校の頃、諸事情で姉と二人暮らしをした
その時も、お弁当も夜ご飯も私が作った

だから…
『子供の頃は』早く自分の幸せを掴みたい!
と思ってやまなかった
が、実際は…
親の敷いたレール通りの夫と結婚し
その10年後にはパニック障害と鬱を発症した 

限界だった
本来、子供らしく成長しなければならない時期に
大人になってしまった私の限界
これが15年、今も続いている

『子供の頃は』子供らしく成長しなければ
私のように壊れる
そして赤ちゃん返りのように
今、私は…子供返りをしている

これは今の私を受け入れてくれる仲間や
我が子、大切な人の元、成り立っているのだ

考えてみてくれ…
40半ばの大の大人が、子供返りだ
恐ろしいだろ?
でも、それらを受け入れてくれる体制が
今、訪れたのだ

だから、存分に
子供返りをしている
醜いと思うだろうか?
それでもいいのだ
そう思う人は、今の私には、必要な人ではない
それだけのことだ

我が子にも伝え…
やっと少しずつ肩の荷が降りてゆくのがわかる
やっと…やっと…
私の本当の家族(我が子)が出來
仲間ができ、大切な人が出来た

失ってきたものは余りにも大きい
捨ててきたものも…

それでも今、私は…初めて、
なんだか日々がゆっくり過ぎているのを感じ
そして幸せなのだ♡
パニック障害が、鬱が寛解したわけでもないのに
なぜだかとても
幸せなんだ…♡

6/23/2024, 11:08:33 AM