目を閉じて、外の音に耳を澄ませた。かたかたと、窓が音を立てている。音を立てて過ぎていく風に乗って、空高く舞う自分を想像して笑う。見下ろす街並みはとても小さく、煌びやかだ。きらきらと色鮮やかな灯りを見ながら、速度を上げて飛んでいく。街を過ぎ、山を越えて、そして海へと辿り着く。風に乗り、さらに高く飛んでいく。このまま、海の向こうへと。そんな想像をしながら、苦笑して目を開けた。
12/30/2025, 8:15:27 AM