カルフール〈 𝑪𝒂𝒓𝒓𝒆𝒇𝒐𝒏𝒓 〉

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君の笑顔が僕は1番好きだった
それでも天邪鬼な僕は照れ隠しから
君の喜ぶ言葉をかけたことはなかった

こんなことなら普段からもっと
愛情を伝えればよかったんだ

病室のベッドの前
冷たくなった君の手を握りながら
何度も繰り返す名前が
もう君の耳に届くことはない

こんな僕の姿は
遠くにいってしまった君に
情けなく映るだろうか



『君の名前を呼んだ日』
No.11

5/26/2025, 11:58:04 AM