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「雪」


この降り積もる雪が、私の汚さを覆い隠してくれればいいのに。

気持ちが大きくなればなる程、自分の醜さが晒される気がする。
ホントなら、「好き」と言う気持ちはただただ尊い筈なのに、嫉妬とか焦燥とか、嫌な感情も現れてしまう。

自分の中にこんな感情があるなんて、知りたくなかった。
きっと、貴方に出会わなければ一生知らないままの、気付かないままの感情だった。
自分の中に、こんなに嫌な、情けない部分がある事を、知りたくなかった。

でもその反面、いつも理性で覆い隠していた自分の、隠しきれない部分を出さずには居られない程の気持ちを抱える事が出来たのは、ある意味奇跡だったのかもしれないとも思う。

尊い「好き」も、醜い「好き」も、情けない「好き」も。
全部が私の正直な気持ちで、真実で。
人に迷惑をかけない限りは、誇っていい「好き」だと思いたい。

雪に隠されても隠しきれなくても。
それが私の、偽りの無い気持ちなの。

1/7/2026, 1:36:39 PM