暗がりの空の下、僕と君はどうでもいい話に花を咲
かせる。ふと突然に、何故今言おうと思ったかは分
からないが、僕は君に告白する。多分満天の星の下
で、ロマンティックなムードに呑まれて居たのだろ
う。僕は君に「ずっと前から、君が最初に話しかけ
てくれた時から好きでした。」なんてテンプレのよ
うな告白をした。すると君は目を大きく見開いてか
ら「私も、貴方が私に笑いかけてくれた時から、好
きでした。」と目から星のような涙を溢れさせる。
まるで純愛もののラブストーリーみたいだ。
クラスで端っこの、僕ら。でもその時はモブなんか
じゃなく。確かに僕らが主役だった。
【星が溢れる】
3/15/2023, 11:31:26 AM