色とりどり
この世界にやってきて、彼女と出会ってからは
人生は鮮やかに色づいていった
私の目に映る全てが美しくみえた
白さと桃色が合わさった桜
爽やかな芝生の緑
紫の藤の花のカーテン
どこまでも青い海
柔らかな黄色い光が包み込む夜
夕闇に染まる朱い空
白銀の雪
ありふれた季節も、色とりどりで美しいのは
彼女が隣で花の名前を笑顔で教えてくれたり、暑さや寒さを共有できたりと一緒に幸せを感じられるからなのかもしれない。
魔法の修行に負けないくらいの宝物を、私は見つけていた
1/8/2024, 2:27:44 PM