徒花

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「夢と現実」

夢と現実の狭間はあやふやで不安定。

現実は残酷で、無常で不平等だ。

夢は優しくて、平和で、ふわふわしている。
あやふやな世界。

でもいつか必ず現実に引き戻される。

必ず夢は終わってしまう。

それでも夢を見るのは、夢の世界が魅惑的でキラキラとまるで宝石のように輝いて見えるからだろう。

いつか覚めてしまうとしても、幸せな夢を少しでも見れるなら見ていたいそう思ってしまうのだろう。

それがどんなに残酷な事だとしても。


夢を見るというのは現実との差を思い知るということ。
夢を見なければ、幸せな生活など知らなければ
こんな気持ちになることもなかっただろうに。

胸が締め付けられ、ズキズキと痛むそんな思いを

自分が今、辛く苦しい環境に置かれているのだと実感させるそれはある意味、悪夢であった。

12/5/2022, 1:09:30 PM