ばかみたいっていわれるけれど。あんまりに眩しすぎた世界の中で、ただ一時だけ影を傾けてくれた。そのひとに救われたのは確かだった。‹一筋の光›枯れ葉舞う樹に立ち竦む隣の君は指をさす花色染める幹枝を芽吹きゆく小さな瘤を積雪咲かす日を繰り返し彩る季節を隣にいた君は指差した一人未来を指差した‹哀愁を誘う›
11/6/2024, 9:45:47 AM