『世界に一つだけ』
あなたという人間は、世界に一人しかいない。
見た目がどんなに似ていようと、性格が似ていようと。
”同じ”にはなれない。
それは、私が一番知っている。
私は、演技が得意でね。
時に優等生を演じ、時に聖人を演じていた。
でも、”本物”には成れなかった。
だってそうでしょう?
優等生に成れるほど私に才能も無いし、聖人に成れるほど私の心根は優しくない。
当然よ。
…どんなに周りより劣っていても、どんなに周りより穢れていても。
あなたという人間は、世界に一人しかいないの。
だから、泣かないで、私。
9/9/2023, 12:44:52 PM