欠損品

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初めて会った時の貴女の輝きが忘れられない
私とは別次元に住んでいる 神秘的な生き物だと思った

ただ 近くに居ると気付く
元から完璧な生き物では無い
泥臭い努力をした人間 積み重ねてきたものが違う

憎らしいと言ってしまうのは少し可哀想な気がして

元から完璧なら 正当な理由で嫌いになれたはずなのに
私の何倍も努力している

だから悔しい

もっと努力できるような人間ならと高望みをした
私が努力したところで無駄だと思わされた

今日も 私のことを羨ましいと言う貴女に
少しでも勝る所を探している


フィクション

2/17/2025, 10:44:09 AM