重い瞼を開けるとそこが現実であることから逃れられなくなる。鉛のように重い足を動かしてキッチンに辿り着くも食べるものなんてとうになかった。裸足のまま靴をはき薄くよれたTシャツのまま外に出る。周りの目も気にせず大きな声で叫ぶと一日を始めようとする体がじんと暑くなった。
6/10/2024, 3:07:35 PM