愛斗🔞インキュバス

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【手放した時間】

オレの女性経験でも話そうか。

実は女の経験が少ない。
オレはまわりの女性に
ただチヤホヤされるだけの存在で充分だった。

「今日も可愛いね」
「君は優しいから悩んでしまうんだよね」
「君の気持ち、届いてるよ」
そんなうまい言葉ばかり吐いて
いつの間にかハーレムを作っていたが
女性と交際することは少なかった。

ちょっと複雑な女性経験してるので
ごちゃごちゃになるがしれないが
なんとかついてきてくれ。

まず最初に、オレの初恋『初元カノ』。
ハーレムの中には居なかったが
片隅でずっとオレを見ていた。
気づかれないようにコソッと「抱いて」とオレに頼んで
オレは家に連れ込んで抱いていた。
抱いた翌日は「こっち見ないで」「ニヤニヤするな」と
いつもの態度に戻る。
表面は『幼なじみ』。
裏面は『秘密の関係(※セ🔞レ)』。
まあ、今と変わらずのご愛嬌だ。

次に、初めての彼女。
…ん?「初元カノはなんだ?」って?
あー…初元カノは本当に交際したわけじゃなく、
一番最初に体の関係になってオレが勝手に好きになって
オレが勝手に思い込んでいるだけのこと。
…ってことで話を戻すが、
初めて彼女ができたがこれも『ワケアリ』だ。
その子はよく虐められていて
自分の体に傷をつけてばかりだった。
それでオレはその子を助けようとした。
話も趣味も合って仲良くなった。
しばらくして友情以上の感情がオレに芽生えて
2人きりの時に自分抑えられなくなり
唐突に頬にキスをしてしまった。
気が動転してすぐに謝ったが相手も満更でもなくて
こっそり交際することになった。
それからオレがしつこい女に困ってる時に
助けてもらったり、交換ノートをしたりした。
だがある時悲劇が起きて、
その子は突然に退学してしまった。
「一緒にデートしようね」と約束したのに
オレは彼女を守れきれなかった。
そんな泣いて悲しむ暇もなく
オレの心の悲しみを知らないで女はオレを囲みだす。
彼女の存在は誰の心にも残っていなかった。
それでもオレは見せかけの笑顔で周りに対応した。

次の彼女はそんな悲しみを誤魔化すために
作った彼女だ。
誰でもよかったのでオレは適当に選んだ。
周りには正式にこちらの彼女が
『初めての彼女』となっている。
…また複雑なことになっているだろ?
そんなもんだよ。
その彼女はとにかくオレに一直線だった。
オレに心底惚れていた女だ。
甘い言葉と優しいスキンシップですぐその気になった。
正直オレの好みではなかったが、
そんなチョロい女と気持ち的に遊びたくなった。
何度かデートも重ねてオレも愛着が湧いて
永遠を誓おうとしたのだが、
彼女のパンドラの箱を開けたらあらビックリ。
とんでもない『メンヘラビッチ』だった。
オレはいつの間にか他の奴に彼女を取られていたし、
オレの元彼を使ってスパイ活動させてたら
「いつ会えるの?」「いつ抱いてくれるの?」と
元彼もドン引きの『ヤ🔞マン』宣言。
オレは呆れてすっかり熱が冷めて他の奴にあげた。

…と一応『交際』はここで止まってるが
オレと関係していた女は他にもたくさんいた。

『彼女』じゃないけど
オレとずっとくっついていた
『彼女みたいな女』は結構居た。

他にも女2人の3Pをしてくれた女達とか、
オレとのプレイに病みつきになっちゃった女とか、
いつの間にか彼女だと認識過剰な女もいたけど
どうでもいいので除外している。

まとめると、
『勝手に初彼女』と『非公式初彼女』と『公式初彼女』が居たということだな。

そんな高校生活をおくっていたぜ?

今もオレに群がる女は
全員『オレの彼女』だよ。

11/23/2025, 9:17:15 PM