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君...なんでそんなところにいるの?

物憂げな表情の少女との関係はそこから始まった.....

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プロローグ

 俺はクズだ。
29にもなって定職にもつけず、
今日もバイト先からクビを言い渡されたばかりだ。
マァ、世の中が悪いんだと言ってしまえば
簡単な話なんだが...

カポシュッ…

深夜、コンビニからの帰り道、
俺は半分やけくそになりながら、500のビール缶を
一気に飲み干す。
1日に幾度となく押し寄せる焦燥感。
これを紛らわせるにはこれが一番だ。

今なら、目に入る全てのものも許容できそうだ!
借金の催促状にお祈りメール、
両親からのありがた〜いお叱り...

クソッ…酔いが冷めちまった……

一人暮らし用のアパートまで用意してくれた親には 感謝しかない。だからこそ、どうしても現実を
直視してしまいつらいのだ。
ため息をつきながら歩いていると、俺の家、
もといボロアパートに着いた。

しかし、俺の部屋の前には物憂げな表情の少女が
ちょこんと座っているではないか
むしゃくしゃしていた俺は、ぶっきらぼうに
聞いてしまう

お前、こんな時間になんでいんだよ

もともと 俺が強面せいだろう
少女の顔面には若干恐怖の色が浮かんだ。
しかし、
静寂を割いた少女のセリフは予想外のものだった 。

私を…養ってもらえませんか……?



本当 、あの時の俺はどうかしてたと思う
酒が入っていたせいか
気前よく承諾してしまったのだ………

こうして少女との共同生活は始まったのだ

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間のエピソード・・・省略ッッッ.....!

エピソード1 物憂げな少女
エピソード2 恐怖のリフォーム
エピソード3 圧倒的、収入不足
エピソード4 クズの系譜
エピソード5 決心
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エピローグ
あれから、7年と少し、
中学校の卒業式.......

私は歳のせいかボロボロ泣いてしまった

本当にいろんなことがあった
俺は白髪混じりになり物憂げな少女は
今や太陽の申し子 のような明るい子になった

でもこれからだ。
来年からあいつは上京して東京の学校に行くらしい

なぁに また 元々の生活に戻るだけさ!
だから、、、

 
       さよならは言わない

12/3/2024, 2:27:30 PM