まだノーネーム

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特別な存在

君がいつから特別になったのか
もう覚えていないけれど
私の一つの人格といえるくらいに
私の中に溶け込んでいる

何年会わなくても
昨日会ったばかりのように
私の中に住み着いている

君は物語から出てきたみたいに
現実離れしている存在
だから君は私の憩いの場所だった

最近の君は何だかありふれてしまった
社会に溶け込むことは君をも変容させてしまう

あまりにも純粋で透明で聡明な君

だけど君がどんな風に変わっていこうと
特別な存在に変わりはないよ

3/23/2023, 1:54:39 PM