見つめられると
好きな人と話す時に目と目を合わせると効果的らしい。
幼なじみであり、好きな人でもある彼。
試験勉強の為に私は今日も彼を連れて図書室へ向かった。
彼は学年トップに入るくらい頭が良くて、対する私はビリから数える方が早いほどバカで。
いつも試験前は私の勉強を見てくれた。
「…ここは、この公式ね。あとは?」
いつもよりも間近にある彼の女の子みたいな可愛らしい顔に私が見惚れていると、彼の顔が赤くなっていく。
「……あ、あの。」
「ん?」
「そ、そんなに見つめられると…ちょっと、恥ずかしい、かも。」
「え?…うわあ!ごめんっ!」
思わず私も目を丸くして図書館で大声を出してしまった。
3/28/2026, 10:58:05 AM