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「冬支度」(語り?)
飼い猫の首筋に冬毛を発見したら自分も冬支度の合図

「時を止めて」(一行詩)
時を止めた世界は自分の時も止まることに気付くことはなかった

「キンモクセイ」(語り?)
窓を開ければ秋の到来を知らせる匂い…だけど…
あぁ、トイレ掃除をしよう

「行かないでと、願ったのに」(詩)
彼の地に行ってしまったアナタは標本となって帰って来た
標本になることを知っていたはずなのに…

「秘密の標本」(一行詩)
人体骨格模型は他メーカーの目や頭蓋骨の標本を密かに集めている

「凍える朝」(一行詩)
窓に結露の跡に指先で落書きをする君の姿

「光と影」(一行詩)
光は影になり影は光になる 二つの本当の姿は誰も知らない

「そして」(語り?)
絵本の最後はそして、王子様とお姫様は幸せに暮らしたとさ
でも初版は離れたり暮らしてないよ

「tiny love 」(一行詩)
一輪の花を君に捧げる 足りない愛かもしれないね

「おもてなし」(ミニ小説?)
最高の料理も良いけど、お握りとお新香と味噌汁と煮物がいいわと
社長令嬢のリクエスト

11/7/2025, 9:36:11 AM