まだ、その歌を終わらせないで。君の歌をもう少し聴いていたいんだ。そうすると不思議と死も怖くない。いつかはこうなるんだと思っていたけど、いざこの時を迎えるととっても怖かった。でも君の歌声がそんな見えない恐怖を追い払ってくれたよ。きっと君の声は心地良い音色なんだろう。自然と瞼が重くなってくるよ。ありがとう、最期の我儘聞いてくれて。ありがとう、僕を歌で送り出してくれて。さようなら、また逢う日まで。
11/29/2023, 6:11:14 AM