僕は駄目な奴だ。僕は価値のない奴だ。僕はいてはいけない存在だ。僕はみんなと違って不完全な存在だ。
自分でもわかっているけど、死ぬとなれば怖くなって。
結局死ぬことはできない。だから切る事になって。
また絶望しての繰り返しな日々。くそだよね。
学校では何も不自由なく過ごせてる。過ごせたらいいんだけどね。僕の気持ちの問題。
隣の子ばかり褒められて、求められて、愛されて。ずるいよ。
誰も僕を見てくれない。そりゃ人は怖いと思うし、視線だって、出来れば向けられたくない。
けど、見て欲しいというのはそういう事じゃなくて…。なんて言ったらいいんだろう?別に好意的なものじゃなくていい。ただ、僕の存在を認めて欲しい。僕という存在がいることを、見て欲しい…という感じ。
ただ勝手に嫉妬して、劣等感に駆られてるなんて分かってる。けど、こっちはこっちで苦しいんだよ。
学校になんて行きたくない。行ったら行ったで、苦しむだけ。
前に、切ったことを同級生にバレたことがある。心配してくれるかな、なんて淡いことを考えていたけど。現実はやっぱり、甘くないね。
「そんな事して楽しいか」って。笑われただけ。
そうだよね、こんな奴が、切ってきたら尚更不愉快だよね、ごめんね。
だから、包帯とか、なるべくバレないよう別の手で隠すようになった。そうすれば、みんな見ないで済むもんね。
ごめんね、僕が全部我慢すれば話だもんね。
全部隠し通すから。気づかないで。
8/31/2024, 1:11:50 PM