満開の桜。美しくも儚いその花は、隣にいない誰かを想わせる。桜と同じ様に、人は散る運命から逃れられない。散りゆくと知りながら、私はここでずっと待っている。貴方が還ってきてくれるのなら、幾度の冬も超そう。また貴方が咲き誇るまで。春爛漫の夢をここで待つ。
4/11/2024, 12:59:09 AM