瑠唯

Open App

パッパラパッパパー
「勇者様が帰って来たぞー」

わ~~わー
ガヤガヤ



王の間


王「よくぞ帰ってきた、やはりお主は一筋の光。
  魔王討伐よくやった。何か褒美をやろう。取り        
  敢えず休暇だな、案内しろ」
城の人「はっ、ついてきてくだされ。」


部屋へ案内中の廊下

城の人「しかしよく帰りなさった。この国での最後
    の砦、そして、一つの希望これで国民も、
    安心して暮らせるように成るでしょう」
勇者「、、、、」





「勇者様が帰ってきたってね。」
「良かったわー、最近魔物がどんどん強くなってたらしいから、怖かったのよね。でも、勇者様が帰ってきたなら安心だわね」
「そうね、」

教会

「おお、神よ。無事に勇者が戻られたそうです。これから、平和な日々になっていくのでしょうか。しかし勇者が生まれてきたことこそ奇跡、、神に感謝を」


宿

「はぁ、なんで俺勇者なんかになったんだろう。
一筋の光ってなんだよ、俺なんでほんと、
はぁ、俺何もしてないよ、戦うのだって未だにしたくないし、魔王だって多分知性があって、話はできた、もっと平和な解決方法あったはず。一つの希望?笑わせる。俺には希望なんかないのにな。はあ、なんでほんと、生きてるんだろう。」




宿の人「失礼します。勇者さ、、、」

そこには一つの死体しかなかった


百年後
「勇者、光よ魔王討伐頼んだ。我が国の魔物による被害は年々増加している、国際交流に必要な道も整備できない状況だ。頼んだぞ、泥を塗ってくれるな」
勇者「分かりました」
勇者(昔の勇者みたいに国民を置いて死なないってーのなんで魔王倒してこれから遊べるってときに死ぬのさ)



「勇者様ー」
「頼んだぞー」


偉い人「頼りにしてます。最後の希望ですから」



魔王城やっとここまで来たぞ、

勇者「おい、まお~出てこい。」

魔王「何だ?」

勇者「倒しに来た」

魔王「なぜ?私は魔物を操っでないし作ってもない何もしてない、なぜ?私が強いというだけで倒すのか?」


勇者(?!、どういう?、ていうかこれ、たおさないと、でも倒す意味、、、、国民のみんなが、でも流石に)


魔王「前の勇者もそうだったな、国民はただ強いだけの私を憎みそれをついでに倒そうとする国、うまく載せられた勇者、なんて、情けない。どうする?
お前ごときで私は倒せんし、倒す意味もない。帰って倒したと報告しても良い。結局何もせんしな。
ただ英雄と語り継がれ、重荷を背負って生涯魔物狩りをするがな、、一興だここで一緒に遊ぶのもありだぞ?」


勇者「なるほど、明らかな自分の利を取るか、重荷を背負って人生を無駄に捧げるか、こりゃあ辛いな、」




人を頼って希望を見つけることは簡単だ、でも、その希望に答えるのは難しかったりする

「たった一つの希望」

3/2/2024, 3:52:53 PM