木枯らしに吹かれて。
綺麗なまま土を覆ってゆく紅葉たちを、可哀想だと思ったわたしはたしかに幸せだったのだろう。
忘れたいと願う一方で、色褪せることのないように、引き出しにしまっておこうとするわたしがいる。
あなたとの日々を、時間を、呼吸さえも、綺麗なまま記憶に閉じ込めたいと。
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大切なものができたんだ。
今はそれでいいじゃないか。
いつか、人生にそんな素敵な瞬間があったんだと、笑い話にできる日まで、思う存分抱きしめればいい。
土にかえってゆくものたちに寄り添えるように。
まずは今日を、歩いてゆこう。
1/18/2026, 9:09:27 AM