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微熱。

多分もう、随分前から続いていたんだと思う。
僕はただ毎日をおもしろ楽しく生きている。辛いこともあるし、嫌な人も居るけど、自分が影響できる範囲の生活。何か大きな渦に巻かれていても、自分に被害が無いと気づきすら出来ない微熱。
私はただ眺めている。羅列される文章や考えや言葉。偏見なのか一般論なのか、常識なのか無知なのか。広げられるテーブルに向き合った途端に、目を背けたくなるような敵意と、過保護に防衛する保護者が前へ出る。
日々に疲れた時だけ、その微熱に当てられた様に見える。歪んだ空間と抜けていく足場、争う人間と嘲笑う人間、無に徹する空間。
この文章を書く今こそが、少し微熱を含んだ瞬間なのかもしれない。
辛い。休みたい。好きにしたい。
好きも分からなくなった今の自分で、正解とか正しいとかいう大層なモノは見つかりっこない。
だから、微熱なんて気にしない方が良い。
それが賢いのだとも思う。
でも、それでも、どんなに関係の無い微熱でも、それを風邪として治す方法を探してみたいと思った。

11/26/2024, 2:57:22 PM