君と最後に会ったのはいつだっけ。
ふとそんなことを考えていた。
「(たしか、、)3年、、」
3年、、そんなになるんだ。
君が夢を追いかけると言ったから、、
バイバイしたんだっけなぁ。
元気にしてるだろうか。
本当は別れたくなんかなくて、
私ばかり今だってこんなに引きずってるじゃない、、。
でもあの時はあーするしかなかったし。
遠距離の自信もなかったから
これで良かった。
良かったんだと何度も思って、、。
いかん。思い出の公園で1人ベンチに座ったが故にこんなことを、、。
帰ろう。
『うそ、、会えた。』
「へ?、、、」私は声のする方を振り返る。
目ん玉飛び出るかと思ったというそんぐらいびっくりして声が出ない。
でも間違いない。
彼だ。、たった今考えていた3年前の、、
そんなことあるの?
『久しぶり、元気してた?』
「わ、、、私のこと覚えて、、
『忘れるわけないだろう?笑』っ、、」
やばい。涙が、。
すると彼はこっちにまっすぐ向かってきた。
そして私を抱きしめた。
「ぇ、、っ、、」
『もうあの時みたいに君に悲しい選択させないように
これからはずっとそばにいる。
もう一度僕の、そばにいてほしい。
好きなんだ。あの時から気持ちはずっと変わらない。
自分勝手なのはわかっているけど、、』
「いいの、、?」
『君が良ければ、、。だけど、、』
「、、離さないよ?」
目を一度大きく見開くとすぐ笑って
『僕の方こそ今度は離してやらないよ?笑』
「ふっ、、笑、」
私が抱きしめ返せば
『たくさん傷つけて辛い思いさせてごめん。
もうそんなことのないようにする。
愛してる。』
お互いが会いたいと思っていたことだから起きた事なのかもしれない。
きせき?
いや、運命。
6/26/2023, 12:37:04 PM