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『言い出せなかった「」』


〜実話です〜


私は、5年生の時生きるか死ぬか悩んでた。

みんなは出来るのに自分だけ出来ない。

すごく落ち込みました。

「私をもっと褒めて…!」

「みんなに必要な存在で居たい」

心の中で何回も叫びました。

5年生の3学期で私は、沢山休んだ。

「みんなや先生に会いたくない…」

でも、ズル休みだと思われたくないので。

しょうがなく学校へ行きました。

男子に「何で一週間休んだの?」

文句を言われました。

私は、心の中で。

「みんなには、分からないよ!私の辛さが」

でも、そんな事言える訳がない。

私は、嘘をついた。

「風邪で休んだ」

何とか誤魔化せた。

そして、また休んだ。

でも、勇気を振り絞って学校へ行った。

「また、男子達に言われるかな…?」

恐る恐る教室へ入りました。

何も言われなかった。

友達に言うと。

「インフルなのかなって言ってたよ」

私は、何やかんだホッとしました。

給食で、みんなが給食を配っていると。

先生に。

「ちょっと、こっち来て」と言われました。

「私…何かした…?」

怖くなりました。

先生に言われました。

「今日、君が来るかなって先生考えてたんだ」

私は、「え…?」と思いました。

「偉いね!今日頑張って学校に来れたの」

私は、泣きました。

まさか、こんな事を言われるとは…

私は、救われました。

私は、6年生になりました。

今思えば、先生にお礼がしたいなと思います。

手紙を書こうかなと思います。

「生きてて良かったな」と思います。

私は、今が一番幸せだと感じます。

9/4/2025, 11:34:02 AM