ヨルガオ(短編小説)

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「今日で…終わっちゃうの…かな?」

『……そんなこと、言わないで』

「なんか…もう、身体に力が…入らないんだ」

「もう、無理だって…自分でも分かる」

『………』

「こんな…俺の側にいて、くれて」

「ありがとう」

『……こちっこそ』

『沢山の思い出をありがとう』

「…照れるなぁ……」

「………愛してるよ」

『……私も』

ピーーーーーーーーー。

午前0時

日付が変わったその瞬間。

私の前から貴方はいなくなった。


ー喪失感ー

9/10/2023, 3:00:02 PM