黒山 治郎

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胸中の熱が心を炙り鼓動を速める
足が浮いている気さえして
離れてく君へ、さぁ追いつけと
地面を蹴る速度を上げた。

蹴っていたホームは途切れ
更に離れていく距離に
追いつけなくてもいいからと
大きく手を振り、また会おう!
そう叫んで、君へ愛しい灯火を委ねた。

ー 心の灯火 ー

9/2/2024, 4:39:11 PM