罪悪感
私にとっての真夜中とは罪悪感を抱くための時間である。
真夜中に今日1日の行動を振り返りあの時こう返していれば良かった、あの時私が1番に気づくべきだった。などの他の人ならば気にも留めないようなことについて熟考し罪悪感を抱くのだ。
そこから更に1年前、5年前、10年前にしてしまった行動についても罪悪感を抱くのである。
この行為には意味がある。
どんなに他人に可哀想だと怠惰だと言われようとも自分だけは自分がどれほど努力してきたのかを思い出せる人間になる為の行為だ。
私を1番に信じ、愛さなければいないといけないのは私だ。
恋人でも家族でも友人でも先生でもなく。
私の心を守ってやれるのも全部、私だけだ。
だから私にとっての真夜中とは罪悪感を抱き、その上で自分を知るための時間である。
今日もまた真夜中を待つ。
5/17/2023, 1:58:27 PM