どこかモヤモヤとした感情で、ビル風の強い通りを歩いているとぶわり、と一際大きな向かい風。寒さに縮まる身体を抱いた手に残るのは、小さなあかぎれ。“どうやら鎌鼬が通ったようだ”そんな事を思案すると、抱えていたモヤモヤは風に乗せられ飛んでいった#吹き抜ける風
11/20/2025, 9:37:30 AM