テーマ:木漏れ日の跡
授業中、ふと床を見ると、
木漏れ日の跡が揺れている。
キャンパスノートを机に広げ、
きれいな水色のシャープペンシルを使って
板書を写す。
窓は少し開いていて、そよ風が心地よい。
季節は、春。
自然豊かなこの白い学び舎で、
静けさのなかに先生の声を遠く聞く――
はっ、と人の気配で目を覚ました。
いつの間にか、眠ってしまったらしい。
「おはよう」
・・・ん?
「お母さん、ごはん」
「おはよう」
私は、寝ぼけたまま挨拶をする。
また学生時代の夢を見たようだ。
カーテンの隙間から差す朝の光に、
さっきの夢の余韻が少しだけ残っていた。
11/16/2025, 5:34:37 AM