いつの間にか机に突っ伏して寝ていたようだ。
時計を見ると小さい針が5と6の間を刻んでいる。
机上には、
飲みかけのコーヒー。
大量のアミラーゼに浸食された資料。
意味不明のアルファベット群に占領されたラップトップ画面。
男はスマホの電源を切り、インターホンの電源を切ると、頭から布団を被り、新たなる境地へと旅立っていった…
fin
——— 静かな夜明け ———
2/7/2025, 8:23:19 AM