水無月はじめ

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『大好きな君に』

時計の針を逆に回しても
去年のカレンダーをそのままにしても
花弁を一枚ずつ千切っても
三次元が四次元になろうとも

何かが歪まない限り
きっと君には逢えないだろう

流れる時に笹舟を流しても
二度と戻ってくることはない

宇と宙の間にでも行けば
何か痕跡があるだろうか

僕は空を眺めながら
そんな夢想をしているのだ

夢に出てくれとまでは言わない

せめて僕が観ている間に
一筋星を流してほしい

3/4/2026, 10:22:17 AM