詠み人知らずさん

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「先生大好き!!付き合ってくださーい❗」
彼女は力を込めて言った
「えっ、待って先生、教育免許剥奪で職失うからやめて」
「えーっ」
彼女は顔を膨らます。
「ってかなんでお前は教師ばっかり告るんだよ、同い年がいるだろ」
「タイプが年上好みなんですよ、あとお金持ち」
「10歳も離れてるけど、」
先生はぐしゃっと頭をかいて苦笑いした。
「また、ふられた」
彼女は、ガックリと肩をおろした
「そりゃ、そうだろ」
「容姿はいいと思うんだけど、、、」
「何がいけ、、、「頭だ」」
「お前ちょっと頭冷やせここは合コンじゃない、学校だ」
「お母さんが言ってたの、将来お金持ちと結婚した方がいいよーって」
「早いうちに」彼女は僕の耳元でそっとささやいた。
「君本当に年齢と思考合ってる?いくつだ君は?」

「今年で新2年生です。」
彼女は真っ赤なランドセルを背負って明るげに言った

「惚れた?」

「惚れてない‼️」
僕は力を込めていった。

10/7/2023, 3:52:26 PM