優しい陽の明かりと頬杖

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終点

終りなき 旅の 途中
ふとした ときに 見上げた 
あの 空が 素敵で

どうしたのさ?
虚しさは 忘れて ご覧よ
優しい 風に 体を 預けて
溢れる 涙を そっと 拭いて 見よう

やがては 僕ら 大人に なって
旅も 終わる ときが 来るけど
君と 会えた あの季節の 空は いつでも
心の なかで 思い 出すだろ

そっと 終点の 駅へと 向かう 
列車の ドアが 閉じれば
君と いた あの夏の 海岸線も
忘れて しまうけど

だけどさ 何度も 
君と 話した 夢を まだ 見るよ
いつかは 夢が 叶うとき
再び 会えるよね

今度は きっと 味方 だから
空は ずっと 晴れていて 綺麗 だから

込み上げてくる 街を 背に
君を 遠くに 見上げる
何度だって 話した 僕らしく 生きる 
叶わない ことばかりでも

息を 吸い込めば すぐ そばで
まだ 呼吸が 聞こえてくるよ
きっと あれは 幻 なんか じゃない

8/10/2024, 10:29:29 AM