海の底
海底にいるみたいに重くて息もできなくて
馬鹿だと自分をわらってやった
分かれ道、君を追いかけるか迷ってる
でも足が底に捕まって動けないの
ねえ、今すぐ会いに行きたいんだよ。
帰り道、ふたりぼっちに浸って
瞬間酸素を蓄えられて
ずっと、ずっと、ずっと、このままでいいよ
海底から抜け出して、空の上にいこうね。
からっぽの頭に単語詰め込んで
おとなになったらけっこんしようね、なんて
いつの話、昨日の話、馬鹿な話、ね
ちょっと揶揄っただけなんだよ。
今日僕用事あるから
なんの?
部活のポスター貼りに行くんよ
そっか
暗いよそっちの道、やめときなよって
男の子だからって、まだ子供なんだから
そんな悲しそうな瞳で
私の心を覗き込まないでよ。
海の底より
息苦しくても別に生きていける
君がいなくても別に生きていける
でもそれはきっと、私が泣いてしまうから。
このまままっすぐ帰れば
いつも通りの平凡な海底が待ってる
このまま、走って君を追いかけて
そうしたら。
きっと海から出られるから。
なんでついてきたのさ
一緒に帰ろうと思って
そう
手を繋いで
一緒に帰ろうって。
1/20/2026, 1:27:12 PM