昨日は納豆ご飯を食べ、白いTシャツにジーンズを履き、部屋の窓から海を眺めた。では、おとといは、1週間前は、1ヶ月前は、1年前は…鮮明に覚えている。昨日と同じように生きていた。わたしには、遠い記憶など無い。近い記憶を惰性で繰り返しているだけだから。生ぬるい海風を感じながら、わたしはまた冷蔵庫のドアに手をかける。中には納豆と卵があった。
7/17/2023, 1:11:38 PM