「良いお年を~」と振り返り、同じくこちらを見ている友人に手を上げて帰路に着く。
以前まであんなに暖かかったこの道は、今では一面雪景色と化していた。ぼぅっ、と息を吐けば目の前で煙に変わって消える。無防備な手をポケットに突っ込んで、肩を縮めて歩いた。
今年は忙しすぎて、去年より行事や年末を気にする余裕が無かったように思う。
この忙しさが終わったら、止まっていた小説を書こう。
来年こそはコタツでゆっくりみかんでも食べて紅白を観たいなと、そう思った大晦日だった。
お題 「良いお年を」
皆様、良いお年を。
12/31/2024, 12:22:12 PM