12歳の叫び

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一輪の花。

それは庭に咲いていた、珍しくも無いお花、それを優しくとり、花瓶に指した。

意味なんてなかった、何も無い、ただ、少しでもつらさを間際らしたかった。

すると、徐々に幸せだと感じられる日々が続くようになった。

何故だ、このお花のおかげなのか? それなら、沢山お水をあげよう、優しく育ててあげよう。

そして、何Lもの水をかけ続けた。

当然花は枯れた。愛を注ぎすぎた。その後悔からマイナスなことを考えるようになって、それと同時に幸せもどこかへ飛んでいってしまった。


いいことがきっとある

そう思うことで隣合わせの小さな幸せを見つけられていたのだろう。

それなのに、ここで気づいてしまった。

まだ数年しか生きていないと言うのに、今。気づいたんだ。

どうか、

純粋だったあの頃を返してください。

2/24/2025, 10:50:42 AM