ひとりぼっちで寂しいとき
誰かと一緒にいたいと
ひとりだけでもいいから、味方がほしいと
彼女はよく言う。
そんな彼女に気づいた彼は彼女のそばにいてあげて、
話もきいてくれた。
すると彼女は、
「彼が自分のそばにいる」ということに
慣れてしまった。
彼の優しさも、隣にいることも
彼女にとっては特別じゃなくなっていく。
そして彼女はまた、寂しいと言った。
ふたりぼっちなんだだと。
寂しいんだと。
ひとりぼっちだったあのころ彼女は
ひとりだけでもいいから味方がほしいと言った。
なのに今では、ふたりぼっちで寂しいと言うんだ。
きっと彼女は、これからもずうっと
”今”が不幸だと言って、
”今”より上の幸せを求め続けていくんだ。
「ふたりぼっち」
このお題でいい印象の文章を
書ける気はしてなかった。
3/21/2026, 11:31:17 AM