静かな夜にそっと灯る小さな光は
忘れたくても忘れられない
きみとの時間をまだ照らしてる。
風が吹けばゆらゆら揺れて
もう手の届かない想いまで 影のように浮かびあがる
あの日交わした言葉も 胸の奥に置き去りの涙も
全部このランタンが
やさしく抱きしめてくれているみたいで。
消したいのに 消えない。
離れたいのに 離れられない。
それでも 光が照らす先には
きっといつか 新しい私が歩いていく道がある。
だから今日もそっと持って歩く。
揺れながらも前を向くための
小さな 記憶のランタン
11/18/2025, 11:46:28 PM