君は、パワフルで明るい人だった。
それもまるで、
太陽を鏡に映したみたいな。
君はずっと笑っていたから
ほんと、君を見てるだけで
嬉しくなったりした。
君以上ステキな笑顔を見せる人は
見たことなかったかもしれない。
「太陽」という言葉は
君のためにある言葉だと思った。
君を色で例えるなら
赤色やオレンジ色だねって。
でもね、これは君の表しか見てなかったから。
私は君の本当の姿なんて全く見てなかった。
私は凄く浅はかな考えだった。
君は、ほんとは
弱々しくて
すぐに壊れてしまう人なんだよね。
君は、些細な出来事でさえ
自分に自信をなくしてしまっていた。
メンタルも弱かった。
私はその君の姿を
間近で見ていた。
もしかしたら、
「太陽みたい」っていう言葉をかけているとき
君は不安やプレッシャーで、
押しつぶされそうになっていたかもしれない。
君の周りは笑っていた。
君が笑っていたから。
君の笑顔から
幸せと勇気をもらっていたから。
人々は、誰だって
いつかは疲れてしまったり
元気をなくしたりすることがある。
でも、君だけはずっと笑ってた。
だから周りも元気をもらって、
疲れていたけど、だんだん、
笑えるようになっていった。
笑顔な君の周りには
人が集まるようになってた。
そのときも君は笑ってた。
でも、そのときもずっと君は
きっとすごく、苦しかったんだ。
それでも君はずっと笑い続けた。
ずっと、ずっと─────。
どうしてそんなにやさしいの?
自分がいつ、
完全に壊れてしまうか分かってるの?
君はもう既にぼろぼろなのに。
君を色で例えるなら。
赤色でもオレンジ色でもない。
黒色でも白色でもなくて、
君は、透明だ。
「透明」
「ブレス」(曲)がイメージです。
なんかホラー要素?ある気がする...
半年間お世話になっていた(元)好きな人を
「君」にしてかいてみました。
さすがに創ったところもありますが。(笑)
よく出てくる「君」はだいたいこの人です。
...この人っていっても分かんないな。(笑)
3/13/2025, 11:16:13 AM