漣 蓮斗 毎週1投稿目標

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テーマ 星があふれる

「被験体43と被検体44が逃走した」
「見つけ次第44は...」
今日は流星群の日。僕と君は静かな丘で時を過ごしていた。あたりが段々と暗くなっていく。さっきまで綺麗だった青い空がすっかり黒く染まっていた。刹那、星がこの黒い空を通った。とても幻想的だった。
「綺麗...」
つい口に出していた。
「そうだね〜」
と君もいう。
「見つけた..」
どこからか声が聞こえた。
「あの星きれいだったよね!」
君はあの星の事を目を輝かせて話している。
「バン」
静かな丘に銃声が響いた。
「え.....」
君の頭を撃ち抜いていた。君はすぐに意識を失った。
「被検体43お前を連れ戻」
「ドシャ」
俺は怒りに任せてその日を過ごした。

次の日には街が消えていた。

3/15/2024, 10:32:46 AM