ある古い書物の一節にて。僕はクリッシー。生きる屍だ。もう何千年も生きている。小さい頃、ある事件である呪魔術を掛けられた。友と呼べる人は僕より先に死んだ。心は闇。そんな闇の中、僕の前に天使が現れた。笑顔が素敵な天使だ。その天使は僕に優しくした。無理だ…… 僕に優しくしないでくれ。僕といると君まで呪いにかかってしまう。どうか、僕に優しくしないで。天使は悲しい顔を魅せていたよ。ー オリジナル小説・ドゥコ作中の書物ノン・ドゥカ・ドゥコから ー
5/2/2023, 10:23:51 AM