夢の中でしか会ったことのない女の子がいた。
今ははっきりと君の顔の輪郭が分かる。
その垂れ目も、黒くて長い髪も。
でも目が覚めると何故か君が曖昧になる。
今回、君に何か言うことがあった気がする。
何だったか、君みたいに曖昧になっている。
目が覚めるまでに、思い出さなくては。
この夢は、君がさあ起きてって言ったら終わる。
君がそれを言う前に、思い出さなきゃいけない。
とっても大事なことだった気がするんだ。
いつもだったら、
一日の昼くらいまでの時間の夢を見る。
でも今日は、
夕方くらいまで過ごしているような気がする。
お昼ご飯とかは食べていないけど、
今日は長い気がした。
君に言った。
今日はなかなか帰してくれないね。寂しいの。
君は言った。
違うわ。今日は帰せないの。
あなたは理由を知っているでしょう。
僕は全て思い出した。
交通事故にあったんだった。
これから君とずっと一緒だって、
言うつもりだったんだった。
君が帰してくれないところからして、
やっぱり死んだのかと思う。
でも僕は嬉しかった。
目が覚める度に、曖昧に頭に残る君を想っていたから。
これからはずっと一緒なのか。
目が覚めて欲しくないと思うまでに、
大事だった君と。
「目が覚めるまでに」
「書く習慣っていうアプリ入れてる人おいで!!!!」
というオプチャの管理人です!!!!
ぜひおいでください!
まってまーす
8/3/2024, 11:21:27 AM