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キャンドルといえば書物、というイメージがある。また、その組み合わせが好きだ。
なのに実現しようとすると、危なくてできないというジレンマが悲しい。
それなら、キャンドルを模したLEDライトを使えばいいのでは、という声が聞こえてきそうだ。
LEDライトであれば、書を、ゆくゆくは家を燃やしてしまう恐れはない。炎のゆらめきを疑似体験することもできるだろう。
しかし、キャンドル型のライトだと、蝋が溶けていく様子を見ることができない。時間の経過を味わいながら読書をする、という楽しみ方はできないのが、唯一の欠点だ。
いつか、蝋が溶ける様子も再現してくれる、キャンドル型のライトが売り出されたらと、願わずにはいられない。

11/20/2024, 3:48:32 AM